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革のお手入れについて

革のお手入れについて
【 革のお手入れ方法について 】

みなさんこんにちは!
突然ですが、、ツヤツヤのレザーアイテムはお好きですか!?



「もちろん大好きですとも」と、即答した方も
「興味はあるけどまだ革製品持ってないんだよね〜、なんだか難しそうだしな〜」と踏みとどまっている方も
これを知っていれば革がきっともっと好きになる!
イタリアンレザーのメンテナンス方法についてご紹介いたします^^


《もくじ》

1・イタリアンレザーの特徴
2・レザーのNGな使い方
3・基本のメンテナンス方法と必要な道具
4・ブラシを使ったメンテナンス方法
5・コバ磨き
6・まとめ


《番外編》

・真鍮金具ケア
・スエード/ 白ヌメのケア
・革に汚れがついてしまった時の対処法



1・イタリアンレザーの特徴

今日はですね、レザーケアが初めての方に優しいブログを書こうと思っております!
細かく説明するためちょっと長いブログになるので、
ケアに詳しい方は読みたいとことだけをかいつまんで読んでいただければ幸いです^^

ケア動画もありますのでぜひ一緒にご覧ください♪


vol.1「テレンプの巻き方」



vol.2「日常編 (小物)」



vol.3「日常編(バッグ)」


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1・イタリアンレザーの特徴

まずは革の特徴からお話したいと思います!
「レザー(革)」、、と一口に言っても、色々な種類のレザーがあります。
豚革、羊革、牛革、、、
それぞれ用途によって使い分けられる事が多く、軽さと安さを求めるなら豚革、ジャケットなど柔らかさを求めるなら羊、、
丈夫さと厚みを求めるなら牛革、といった感じです。

LONAで扱っているのはイタリアンレザーの牛革です。
主な特徴は、油分がしっかり入っていて、しなやかであること。
この上質な油分は使う程に美しいツヤを出し、高級感があるだけでなく、使い込んでも「カッサカサ」や「ひび割れ」の状態に なりにくいのです。
つまり、油分が多い革は、オイルを沢山入れなくて大丈夫!
使っているだけで手の脂も入るし、中の油分が染み出てくるので、ツヤツヤになる!だからそのまま使ってね!

、、ってことなんですね〜、うん!手間なし最高!!笑




とはいえ、オイルの含有量は限られているので、あまり手に触れない鞄などは乾燥することももちろんありますし、 使っていて知らぬ間に傷がついてしまった、、!なんてこともありますよね。
そんな時のために覚えておきたいメンテナンスを今日は後ほど「4・ブラシを使ったメンテナンス方法」でご紹介します。


2・レザーのNGな使い方

レザーを扱うにあたっての注意事項とNGな使い方をご紹介します!
これだけは絶対注意して、、というのが色移りです!
先ほどご説明したように、イタリアンレザーは油分が多いため、油が染み出るのと一緒に、染料も染み出るのです。
なので、『黒い革鞄と白いブラウス』などは危険中の危険。
特に、汗をかいたり雨に濡れたり、そこに水分が加わると色移りする条件が完璧に揃っちゃいます。
白と黒なんてモードでかっこいいんですけどね、、、どうしても合わせたい時は色移りしても凹まないやつをオススメします。
必ず移るという訳ではないのですが、特に使い始めは様子を見ながら使って下さい。

そしてこの色移りについては逆も言えちゃいます。
薄い色の革(白ヌメなど)にデニムや藍染などの濃い色のお洋服を合わせると、革の方に色移りするんです!
気をつけましょう!※革についてしまうとほぼ落ちません。

他にも、、
・油分を入れすぎない(油分の白浮きの原因になります)
・雨に濡れたらそのまま放置しない(シミになります)
※もし濡れたら乾く前にまんべんなくタオルなどで均一に濡らしましょう。斑点状のシミになるのを防ぎます。

と、まぁ口うるさく言ってしまいましたが(笑)基本ガンガン使ってほしいというのが本音です。
あくまでも注意事項として、頭の片隅にだけ置いといてください^^


3・基本のメンテナンス方法と必要な道具

基本は、ブラッシングのみで大丈夫です!
そこに、プラスアルファで保湿用のクリームがあれば尚よし。
無くても特に大問題ではないんですが、「革を美しく育てたい!」という方向けにご紹介いたします^^

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【使う道具】
①馬毛ブラシ
②ケアクリーム
③テレンプ

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①馬毛ブラシ

LONAで取り扱っている馬毛は程よいコシと柔らかさがあるため、埃やチリ落とし以外にも、クリームを革に馴染ませる場面にも使用できます。
ストロークの際に自分の指の関節が当たらないくらいの毛足の長さが良いです。



サイズは、2サイズご用意があります。



Sサイズ:財布やポーチなどの小物
Mサイズ:鞄などの大きい物
よくメンテナンスする鞄や小物のサイズに合わせて選びましょう♪

馬毛ブラシの商品ページを見る

②ケアクリーム

爪傷を馴染ませたり、保湿したい時に使います。
約97%が天然成分(天然アボカドオイルが主成分)で、ベタつかない無色のジェル状のクリームです。
革全体に深く浸透していくため、革を柔らかくしつつ、充分なハリを与えます。
そして革の香りを邪魔しない、いい香りがするのもポイントです◎

※ちなみに、LONAで使っているイタリアンレザーはオイルケア(ラナパーなど)も使っていただいても大丈夫です!、、 が、油分が多いため、頻度は少なめに!(月一以上はやりすぎかもです)



レザーケアクリームの商品ページを見る


③テレンプ

クリームを革に塗布する際に使用するコットン製の布です。柔らかくて革を痛めません◎
ブラッシング後、余分なオイルやクリームを拭き取ったりするのにも使えます。
LONAではcare creamとセットで販売しています!
ない場合はなるべく柔らい生地をオススメします。(麻やゴワゴワした化繊などは控えましょう)






4・ブラシを使ったメンテナンス方法

【使う順番】

①馬毛ブラシでちりを落とす

②クリームをテレンプもしくは手でぬる ※少量でOK!

③馬毛ブラシでクリームをすり込む!

④クリームやオイルのベタつきが残ってたら、テレンプで拭き取る!

です。

これを2、3ヶ月に一回、、大変なら半年に一回でも大丈夫です。
「絶対」はないので、自分のペースで楽しみながらがやるのが大事です!
メンテナンスは繰り返し行うことによってどんどんツヤツヤに、、、、

はぁ。。いいですよね、たまらないですよねツヤツヤの革、、♪
こちらのブラシを使ったケアは、特に爪キズがついてしまった場合に非常に有効です!爪キズで悩んでいる方は、一度ぜひ試してみてください!


5・コバ磨き

コバは革の裁断面のことをいいます。
ショルダーや鞄の端など服や体に擦れることが多い部分は、長く使っていくと毛羽立つことがあります。
そのような時には、トコノールやトコプロなどのコバ磨き専用のクリームを塗布し、コバ磨き棒のくぼみにコバをはめ込み、磨くことで 毛羽たちを抑えられます。



このようなクリームや材料はLONAでお取り扱いありませんが、専門店等で購入が可能です。
(みんな大好きAmazonでも買えますよ〜!)ぜひお試しください◎


6・まとめ

1から4までを、超短くまとめると
「オイル入ってる革だから基本何もしなくて良いけど、爪キズ気になったらクリーム塗ってブラシで磨いてね!」
、、、ってことです!!、、、まとめすぎ?笑


みなさん、最後まで読んでくださってありがとうございましたー!!
最後まで読んでくださった方は、革愛に溢れてること間違いなしですね♪
楽しくメンテナンスしながら、ながーく使える相棒になるように一緒に育てていきましょう!^^
メンテナンス動画もぜひ参考にしてくださいね♪


それでは、また!

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おまけ


《真鍮金具のケア》

LONAでは真鍮無垢の金具を使用しており
空気中の水分などで酸化し、くすむような変化を致します。

特に梅雨や雨が続く場合は変化が大きく黒ずむ事がございます。
ご配送中にも起こる事がありますので、予めご了承ください。

【オススメのケア用品】

・ピカール
・KOYO ポリマールツヤ出しクロス



ピカールは液体状なので、綿棒や小さい磨き布につけて磨いてください。



ツヤ出しクロスの場合は大ぶりの金具を磨くのに適しています。






一瞬でピカピカな状態に戻ります!
ぜひお試し下さい◎




《スエードのケア》
LONAで取扱のあるスエードに関してのケアは、ブラッシングのみで大丈夫です!スエードは水染みに基本は強いのですが、雨など気になる方は防水スプレーをかけてもOK!スエードのケアとしてはクレープブラシが有名ですが、使い方によっては革をいためる可能性があり、ちょこっと扱いが難しいんです。
なので、ゴミや汚れがついてしまった場合は毛並みの方向に豚毛でブラッシングしましょう!


《白ヌメのケア》
LONAの白ヌメは国産のものを使用しています。イタリアンレザーと違い、油分が低いため、こちらには『オイルケア』をオススメします。
使い始める前に一度と、1ヶ月に一度程度塗ってあげましょう。白いので汚れもつきやすい反面、育った時の飴色が、なんとも言えない表情になります。


《汚れがついてしまったら、、、》
油汚れやインク汚れがついてしまった場合は革の汚れ落とし専用クリーナーがおすすめ!
ぜひ動画もご参考になりましたら幸いです◎

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