はじめてのお客様へ
LONAの革について
about leather
LONAで使われている革をご紹介!
LONAでは主に4種類革をご用意しております。
それぞれの特徴を詳しくご紹介いたします。
『BULGARO / ブルガロ』 という革について
イタリアサンタクローチェ地方にあるLo Stivale社が製造する、表面がスムースでキメが細かいスタンダードなショルダー革です。
やや硬めの革ですが、しっかりオイルが効いているので「コシはあるけど、程よくしなやか」という印象を持ってもらえると思います。
銀面はキメが細かく、染料仕上げによる自然な色ムラがあるため、上品で味わい深い印象を与えます。
物性としては、植物タンニン鞣しで染料仕上げ、バケッタ製法によりオイルがしっかり入った革なので、使い込むほどに味わい深い色に変化し、自然な艶が出て来る、経年変化(エイジング)を愉しんでいただける革です。
使い始めはややマットな雰囲気ですが、お使いになるにつれて艶感は非常に増していきます。
また、裏処理加工を施していて、革をプレスしているのでさらに繊維が詰まる為、丈夫さも備えています。
厚みは2.0~2.2mm。LONAでは鞄から小物まで幅広く、一番使われている革です。
経年変化と共に美しく変化していく、育てがいのある革です。
『NEBRASKA / ネブラスカ』 という革について
イタリアサンタクローチェ地区にあるLo Stivale社が製造する、天然のシボが特徴のスタンダードなショルダー革です。
同社が製造するブルガロのシュリンクタイプです。
シュリンク(シボ出し)加工により、銀面に摩擦が起こるため、革素材の時点でほんの少し自然なツヤ感を宿しています。
物性としては、植物タンニン鞣しで染料仕上げ、バケッタ製法によりオイルがしっかり入った革なので、使い込むほどに味わい深い色に変化し、自然な艶が出て来る、経年変化(エイジング)を愉しんでいただける革です。
また、天然のシボ出し加工をしてるのとオイルが効いてる分やや柔らかめの質感。少しふっくら、もちっとした手触りです。
厚みは2.0~2.2mm。しっかりとした厚みがあるので、LONAではリュックなど、大きい鞄にも使用しています。
柔らかさがある分、とても馴染みが良く、親しみの持てる革です。
『REVERSO / リベルソ』 という革について
イタリアサンタクローチェ地区にあるLo Stivale社が製造する、床面を表面としても使えるように仕立てられたショルダー革です。
特殊裏処理加工により床面の張りが出て、ネブラスカに比べてハリ・コシのある仕上がりとなっています。
シュリンクレザーではあるのですが、シボ感の強く出ている部分と弱い部分とがあります。
物性としては、植物タンニン鞣しで染料仕上げ、バケッタ製法によりオイルがしっかり入った革なので、使い込むほどに味わい深い色に変化し、自然な艶が出て来る、経年変化(エイジング)を愉しんでいただける革です。
裏処理をする工程により、はじめからうっすら艶感もございます。
よくご理解いただきたい事としては、銀面にダメージがある革を生かすために床面を表面として使えるように仕立てられた革ですので、 銀面にはキズやアザがある革となります。
LONAでは、銀面を表面として使用しておりますので、多少のキズやアザが入る事があります。予めご了承くださいませ。
もちろん、強度に関わるダメージの大きいキズや、かなり目立つアザなどはお入れしませんのでご安心下さい。
厚みは1.6~1.8mm。ブルガロ、ネブラスカと比べて薄めですが、特殊な裏処理加工により強度もしっかりあり、 LONAでは、ポーチやサコッシュなどに使用しています。
軽やかさの中に上品さを備えた革です。
『TENDER / テンダー』という革について
イタリアはサンタクローチェ地区にあるLo Stivale社が製造する、キメが細かいスムースな表面と厚みが魅力のショルダー革です。
厚みがあって繊維も詰まっているのでコシがあり、しっかりオイルが効いているので重厚でもっちりとした印象を持ってもらえると思います。
銀面はキメが細かく、染料仕上げによる自然な色ムラがあるため、上品で味わい深さがあります。
物性としては、植物タンニン鞣しで染料仕上げ、バケッタ製法によりオイルがしっかり入った革なので、使い込むほどに味わい深い色に変化し、自然な艶が出て来る、経年変化(エイジング)を愉しんでいただける革です。
厚みは約3.5mm。また、裏処理加工を施していて、革をプレスしているのでさらに繊維が詰まっており、とても丈夫な為 LONAではベルトや、ショルダーストラップに使用しています。
重厚感の中にも、しなやかさを備えた革です。
革の色移りについて
染料染めの革は、汗や水に濡れるとお洋服に色移り致しますのでご注意下さい。色移りの検証動画もぜひ合わせてご覧下さい。